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写真:いずれも月山朝日観光協会
月山は魅力の尽きない(つきない)山です。
不思議(ふしぎ)な存在感(そんざいかん)がある山です。
月山の山頂に神社(じんじゃ)があります。”月山神社”です。
標高は1984メートルです。
今から1400年以上も前に、月(Moon)を祀る(まつる=祭る)ために
建てられた神社、と言われています。
山形県のちょうど中央にある月山は、山岳信仰(さんがくしんこう)の山
なのです。
山岳信仰は、世界の各地で行われてきたもので、山を崇拝の対象と
する信仰です。
山には神が宿ると考え、自然の恵みに感謝し、祈りを捧げてきました。
西に位置する湯殿山(ゆどのさん)と、北に位置する羽黒山(はぐろさん)
と、月山を合わせて”出羽三山(でわさんざん)”と呼びます。
出羽三山は日本を代表する山岳信仰の地です。
出羽(でわ)というのは、その昔、秋田県と山形県がひとつの国だった頃
の国名です。
ですから、スキーやスノーボード、登山やトレッキングやキャンプで月山
を楽しむようになったのは、つい最近のことと言わねばなりません。

青森県・秋田県・山形県・岩手県は、その全域が豪雪地帯(ごうせつ
ちたい)です。冬はたくさんの雪が積もります。
月山では10メートル以上の雪が積もります。
月山神社も雪に埋(う)もれます。
標高1600メートル~700メートルのところに、”月山スキー場”があり
ます。(標高差は900メートル)
でも、冬は雪が多すぎて、スキー場まで行くことができないので、
スキー場がオープンするのは、春の4月になってからです。
大量の雪はなかなか溶けないので、夏も滑ることができます。
(スキー場の営業は7月まで)
日本で、夏にスキーやスノーボードをやりたいなら、月山スキー場へ
どうぞ。若い人たちはTシャツ姿で、かっこよく(格好良く)滑っています。

月山は、磐梯朝日国立公園(ばんだいあさひこくりつこうえん)の
特別区域に指定されています。
湿原(しつげん)があり、高山植物の宝庫(ほうこ)です。
7月・8月に花の季節を迎えます。花の種類は約350種を数えます。
ブナの木(Fagus crenata)の原生林も美しいです。


【登山する時の注意】
東北地区には、登山家に人気のある2000メートル級の山が幾つも
あります。
でも、これらは気象条件において、 関東や中部にある3000メートル級
山に匹敵(ひってき=同じ)します。
月山に登山する時は、あなたが冒険家でないのなら、冬は避(さ)けて、
南側から山頂を目指すことをおすすめします。

俳句(はいく)のスーパースター・松尾芭蕉(まつおばしょう)は、
1689年7月23日に登りました。
『 雲の峯 いくつ崩れて 月の山 』 芭蕉
(くものみね いくつくずれて つきのやま)


月山神社/月山の山頂

山形県 東田川郡 庄内町 立谷沢 字 本沢 31

【注意】月山神社は特別な神域なので、 参拝には
御祓い(おはらい)を
受けなければなりません。

《月山神社》 出羽三山神社Website
⇒http://www.dewasanzan.jp/publics/index/51/



月山朝日観光協会(がっさんあさひか んこうきょうかい)
⇒http://www.gassan-info.com/



山形県立自然博物園(やまがたけんりつしぜん はくぶつえん)
⇒http://gassan-bunarin.jp/