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棟方志功(むなかた しこう 1903-1975)は青森市の鍛冶屋(か じや)の家に生まれました。
絵を描くのが大好きな少年でした。
ある日、近くの田圃(たんぼ)に不時着(ふじちゃく)した飛行機(ひこうき)を見ようと、
走っている時に転びました。

そうしたら、目の前にオモダカ(学名:Sagittaria trifolia L. )の白い花がありました。
棟方は、花の美しさに、我(われ=自分)を忘れてしまいました。

21歳の時、画家を志して(こころざして)上京(じょうきょう=東京に行くこと)しました。
初めのころは油彩画(ゆさいが)を描いていましたが、いつのまにか木版画(もくはんが)
の世界に入りました。

木版画は、写楽(しゃらく)や北斎(ほくさい)に代表される、日本美術そのものです。
棟方は、自分の作品について、板の命を彫り出す(ほりだす)ことを目的とするので、
「版画(はんが)」ではなく「板画(はんが)」です、 と宣言しました。

1955 サンパウロビエンナーレ版画部門最高賞 (52歳)
1956 ヴェネツィア・ビエンナーレ国際版画大賞 (53歳)

棟方は20世紀版画芸術の巨匠(きょしょう)とされます。
作品の題材の多くを、仏教から得ています。
ユニークで力強く、生命力(せいめいりょく)に溢(あふ)れた画風(がふう)です。
あなたの国の図書館(としょかん)にも、棟方の画集(がしゅう)があるのではないでしょうか。

棟方志功記念館(むなかたしこうきねんかん)で名品(めいひん)の数々を見ることができます。
青森市の中心部にありますので、青森に行く時には、忘れずに訪(たず)ねて下さい。

財団法人(ざいだんほうじん) 棟方志功記念館
 

青森県 青森市 松原2-1-2 (〒030-0813

⇒http://munakatashiko-museum.jp/index.html


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